外構

水没する建築

竣工まであと1ヶ月です。
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藤村記念館

先日の誕生日プレゼントに、先輩のMさんより谷口吉郎さんの著書『雪あかり日記』をいただく。この本とは関係ないのですが、谷口さんの建築で好きなものに藤村記念館があります。15年前に訪れたときの写真は探したけど見つからず、写真は当時のパンフレットのものです。正面の冠木門、やや右に偏芯した正面の白い壁、そしてその壁に沿って右に抜けると奥に向かって長く続く記念堂の回廊。簡素であるが、とても豊かな空間に感じられました。平面図、あるいは断面図の美しい建築はいい建築だと言われていますが、この建築は配置図が美しい感じました。配置図の美しさは、建物とその余白のバランスの美しさだと思います。
2009021801

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アプローチを楽しむ

昨日は佐川美術館(滋賀県守山市水保町北川2891)へ。目的は樂吉左衛門講演会+樂吉左衛門館の茶室見学会。陶芸家の樂吉左衛門氏が竹中工務店と共に自らの作品の展示館を設計したものです。暗い展示室や露地空間、茶室に至るまでの階段の上り下りなど「明-暗」「上-下」「開-閉」など相対する要素を組み合わせることによって空間を演出しているそうです。実際の茶室見学会では少人数ずつ、地下の待合いから露地そして階段を上がって水辺の軒下を通って茶室(広間)へ。閉鎖的な所から開放的な所へ、暗い所から明るい所へ、移動する毎に空間が劇的に変化することを楽しめました。もう一度露地に戻って空間を楽しもうと思いましたが、数百人が順次入場しており、強制的に水面に浮かぶ飛石を渡って退場。帰りに、ともだちのお勧め情報をもとに大瀧神社(福井県越前市大滝町13-1)へ。見どころは立派な拝殿と本殿ですが、境内の参道空間に興味を持ちました。茶室と同様に日常世界と結界で分けられた空間やアプローチのシークエンスの変化など、住宅や商業施設のアプローチ空間にも応用できそうです。樂吉左衛門氏の講演会でも、茶室は一つの建物でお茶をのむことではなく、ゾーン全体があって成り立つことだと言っていました。
[写真上・中/佐川美術館樂吉左衛門館 写真下/大瀧神社]
2008051801

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雨天決行

あさ出かけるときや荷物の出し入れをするときに、雨が降っていると車に乗り込むのが億劫ですね。この住宅は敷地にゆとりがあるためガレージは別棟にして兼業農家を営む母親の作業場を兼ねています。ガレージの出入口の庇がそのまま一直線に伸びて母屋の玄関部分につながる長さ20mの回廊になっています。回廊は巾1.8mでゆとりがあるため両脇に花を飾って来客を迎え入れるゲートとしても機能しています。敷地のまわりに設けた板塀や建物の板壁と合わせて広い敷地に適度に囲まれた落ち着いた場所をつくっています。
田園の二世帯住宅
2008031401

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